日常1/23
年明け初投稿。
最近は新聞と地政学の本をよく読んでいる。去年のEU離脱、イタリア国民選挙、米大統領選挙などに続いて、今年も欧州での政治イベントが目白押しである。
これを機に、特に地理的な観点から国際関係を捉えてみたいと思っている。新聞ではどうしても表層的なところしかさらえないので、書籍をしっかり読み込む必要があるなと感じている。
とりあえず今日「マッキンダーの地政学」を購入したので読んでいきたい。
マッキンダーの地政学―デモクラシーの理想と現実 | ハルフォード・ジョン マッキンダー, Halford John Mackinder, 曽村 保信 |本 | 通販 | Amazon
研究の方では、とりあえず一通りデータの出揃ったテーマについて論文を書いている所である。だいぶ応用寄りの研究となっているため、就活などでは使えそうだが、原理を追究する感じの研究ではないので個人的には少し物足りない感じがしている。
次は卒論期に頑張ったテーマに回帰する予定なので少し楽しみである。結果が出るとは限らないが、適当に頑張っていきたい。
そういえば…
1/22 スクワット・踵上げ100回
ランニング:7km
坂ダッシュ:1本
逆立ち腕立て5回、腕立て10回、腹筋100回
9/26
パリ散策
今日は同じクラスだったくーまんに会う日である。τがくーまんと連絡を取ってくれていたのだが、18:00にNation駅待ち合わせとなり、それまでは個別に行動しようということになった。
12:00にColonel Fabienを出てパリへ。最初は凱旋門の近くの駅(Charles de Gaulle - Étoile)で降りてパリを散策しようと思ったのだが、メトロに長く乗っているのがめんどくさくなったのでルーブル美術館の最寄り駅であるPalais Royal Musée du Louvreで下車。そこから散策を始めることにする。
まずはピラミッド。思ったより大きかった。近くのベンチで座っていたら子供がよってきてサインしろと言ってきた。噂には聞いていたので拒否。コンコルド広場を通って凱旋門へ向かう。考え事をしながら散歩するのには丁度いいなとか考えながら歩く。凱旋門までは結構歩いた。凱旋門自体は常に見えているのだが、距離は長いので歩いていてもなかなかたどり着かない。
後でGoogle mapで調べたところ、ルーブルのピラミッドから凱旋門まで3.7kmあったようである。シャンゼリゼ通りは思ったより空いていて、さくさく歩くことができた。できればお昼ごはんを食べたかったが、価格が高いことから断念した。地下道を通って凱旋門の真下に行くと、凱旋門の上に登るための券が買える。早速購入し、セキュリティチェックを受けてから凱旋門の上へ。
エッフェル塔やルーブル美術館のみならず、(おそらく)la défenseの辺りの高層ビル群なども見えた。景色とは関係ないが、螺旋階段を登る途中で立ち止まる人や疲れている人が散見されたので、ここに飲み物を売る人とかがいれば売れるだろうなと思った。単に自分が飲みたかっただけというのもあるが。
凱旋門からエッフェル塔が割と近そう&道がわかりやすそうだったので、せっかくパリに来たしということで行くことにする。凱旋門の地下から出るところでまた女の子にサインをしろと言われたが、スルーした。どこから来るのだろう。お腹も空いたし喉も渇いたし軽く何か食べたいなあとか思いながら歩く。凱旋門とエッフェル塔の間はオフィスビルが立ち並んでいる感じだった。暫く歩いてエッフェル塔に到着。
エッフェル塔近くの屋台でファンタオレンジを買ったが、値段が3.5€で思わず「ぼったくりかよ」と言いそうになった。相場が分からないがこんなものなのだろうか。謎の人形や自撮り棒を売っている黒人の人たちがたくさんいた。ちょっと疲れたのでベンチに腰掛けたらまた女の子にサインを要求された。有名人になった気分である。丁重に(でもないけど)お断りした。
セキュリティチェックを受けてエッフェル塔の中へ。とは言っても、高いところには凱旋門で登ったのでここでは高層階に上がらないことにする。しばしぼーっとしたり、セーヌ川をはさんで対岸にあるシャイヨー宮(Palais de Chaillot)を写真に収めたりして過ごす。
30分ほどぼけっとしてから、セーヌ川に沿ってポンピドゥーセンターに向かう。ポンピドゥーセンターは元大統領のポンピドゥーが提唱したもので、開館は1977年である。自分はその建物に興味があった。ルーブル美術館、パレ・ロワイアルを経由してのんびりポンピドゥーセンターまで歩いた。パレ・ロワイアルではダニエル・ビュレン作の現代アートを見ることができた。犬の散歩をする人、逆立ちをする人など、色々な人がいた。
東にずーっと進んでポンピドゥーセンター到着。もう少し東に行くとレインボーフラッグを掲げた店がたくさんあったようだが、今回そこまでは行かなかった。
時間的にポンピドゥーセンターを見て回るのは厳しそうだったので、入館をして雰囲気だけでも味わうことにする。ここでもセキュリティチェックがあった。全体的にアバンギャルドな感じだなあと思った。そんなこんなでくーまんに会う時間が近づいてきたため、メトロを使ってChâtelet駅からNation駅に向かう。無事落ち合うことができた。くーまんからはモロッコのお土産をもらった。夜ごはんはNation駅の近くにあるtotoというお店で食べた。近況報告をお互いにしながら、謎の難しい名前のついた鶏肉料理やワインを頂いた。
都市交通などのインフラの話や、今後の人生の話をした。普段なかなかできない話がたくさんできて、とても充実した時間だったと思う。夜ごはんを食べた後Nation駅でくーまんと別れ、Colonel Fabien駅の宿に戻って就寝した。