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3/3 トロムソ散策2日目

トロムソ観光2日目。明日はほぼ移動だけなので実質今日が最終日。起床して朝食を食べ、早速出かける。最初の目的地は北極圏水族館(Polaria)。向かう間にも色々と面白そうな建物を見かけた。

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Ølhallen(ビアホール)。今回の旅行では残念ながら行けなかった。

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しばらく歩き、Polariaに到着。ドミノ倒しのような不思議な形をしている。

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早速中に入ってみる。入り口でチケットを購入すると、受付のお姉さんが「あと10分くらいでショートムービーが始まるのでぜひ」というのでまずはシアターへ向かう。北極圏の地形や、生息している動物に関するムービーだった。酷寒の北極の大地にも動物が生息している、という事実は実にすごいことだと思った。ここトロムソへ来る前にも当然ホッキョクグマやアザラシ、トナカイ、キツネなどが北極圏に生息していることは知っていたが、実際にトロムソへ来て山というよりは雪の塊と表現した方がいいような周辺の山々を眺めると、それはなおさら驚くべきことのように思えた。まあトロムソは北極圏の中では非常に暖かい方らしいけれど…。

ムービーを見終えたあとはいよいよ水族館へ。アザラシや巨大水槽の魚たちを眺めながらゆっくり周る。巨大水槽では北極圏の魚たちが泳ぎ回っていた。

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ゴツい

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ぶれぶれ

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サービス精神旺盛

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一通り周ってからギフトショップでお土産を購入。水族館を後にし、お土産をいったんホテルに置いてからストールスタイネン(Storsteinen)山のロープウェー乗り場に向かう。Storsteinenは大きな(Stor)岩(stein)という意味らしい。“Stein = 岩”はドイツ語と全く同じである。山は本土側にあるため、ロープウェー乗り場に行くには全長およそ1 kmのトロムソ橋を渡る必要がある。橋の上から見た風景が気になったため、歩いて渡ることにした。

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橋の上は風が強く寒かったが、景色が綺麗だった。

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橋の終わりに差し掛かった所で北極教会が正面に現れた。

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凍えていたのと興味があったのとで入場することにした。建築にあかるい訳ではけしてないが、大きさの違う三角のパーツを組み合わせて採光しているのは斬新だなと思った。クリオネを象ったような正面のステンドグラスも見事である。

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手足の指の感覚が戻ってきた所で北極教会を出てロープウェー乗り場へ。乗り場は少々高台にあり、トロムソの都市部とその奥に連なる山々を一望することができた。

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運賃210 NOKを払ってロープウェーに乗り込む。ものの数分で頂上に到着した。さっそく展望台へ。空と地面の割合がおよそ半々である。山の上なだけあってとても寒かった。

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この展望台のある所がいちおう“頂上”駅なのだが、上の写真を見ると分かる通り、もっと上を目指そうと思えば目指すことができる。日が暮れるまで時間があったため、無理のない範囲で登ってみることにした。

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頂上まで行ってみたい気持ちはあったが、20分ほど登った所で日が傾いてきたので引き返した。

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てっぺんまではまだ遠い

駅に帰る途中、岩にスマホを立てかけて何枚か写真を撮ったのだが、その時にどこからかレミング(ノルウェーレミング?)が出現したのには驚いた。ころころしていてかわいかった。雪と岩しか周りに見当たらないが、よく生きられるもんだと思った。ともあれ、北極にしか生息しない生き物の野生の姿を見ることができて良い記念になった。

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駅に戻った頃には体が冷え切っていたため、カフェでホットチョコレートとコーヒーを買って飲んだ。ベンチに座って待つこと1時間。日が沈んで街に明かりがともり始めた。

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実際に目で見るともう少し静かな感じの明るさなのだが、どちらにせよきれいだった。本当ならこの景色を眺めながらゆっくりしたい所なのだが、カフェの展望席は満席、屋外の展望台は寒すぎて10分いるのが限界という状況だったため断念。ロープウェーに乗って下山し、ホテルまで歩いて帰る。

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トロムソ橋の上は行きよりも更に風が強くなっていて寒かったため、全速力で走って渡った。急いで渡ったが、それでも顔の肌と手足の感覚はなくなった。もっと防寒してくればよかったと遅まきながら後悔。

ホテルの近くのイタリアンレストラン(Da Pinocchio)で夕食。店員さんがかっこいい上に優しかった。ビールと一緒にサラダとスパゲッティを食べた。空腹かつ冷えた体に沁みた。

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ホテルに帰り、残っていたビールを平らげてから帰国の準備をして就寝。