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9/10日常

Prime videoでTBSドラマ「アンナチュラル」を視聴した。

回を追う毎に話に引き込まれていき、一気に見てしまった。

内容としては、不自然死の原因究明を目的とするUDIラボを舞台として、法医解剖医である三澄ミコト(石原さとみ)が死因究明を通して周りの仲間と様々な事件を解決するというものになっている。

後半は、もう1人の法医解剖医である中堂系(井浦新)の恋人が8年前に不自然死した、その謎の解明が主題となっている。

個人的には後半の流れを決定づけた第5話がいちばんお気に入りの回。

終盤、雪の中で佇んでいる中堂がどんな気持ちでいるのか。恋人の死以来、中堂を形作っている考え方、妄執がこの回の事件を通して色濃く出ているなと感じた。

また、ドラマを通して、法医学とは何をする(べき)医学なのかという問いを一貫させていた点も印象的だった。個人的には、全国に法医学者が150人くらいしかいないという事実も衝撃だった。

単なるエンターテインメントに留まらない、良い作品だったと思う。